社会福祉法人 向陵会 障害者総合支援センター

乙訓ひまわり園

|デイセンター|ワークセンター|喫茶かけはし|支援センター|グループホーム|事業推進室|健康支援室|ひまわり会|後援会
<<乙訓ひまわり園の理念(P) - - (N)構想から開園まで--第1部>> 最新
文字の大きさ:

通所者の笑顔を夢みて

--「乙訓ひまわり園」設立の構想から開園まで-- 社会福祉法人 向陵会 乙訓ひまわり園
理事長 小野 治

はじめに

乙訓ひまわり園発足3周年。感無量です。みんな嬉々として通い、その笑顔に接することが私の喜びのすべてになりました。同時に、こうして語っている間にも日本のあちこちで、心ならずも在宅を強いられている人、また、この行く末を日夜案じながら過ごす多くの親御さん。少子高齢化の渦の中で変貌しつつある福祉政策。そんなことを考えつつ、自らの足取りを振り返り、3周年の記念誌に施設設立の発想から開園までの5年半の経過を公表することにしました。

平成7年6月、曲がりなりにも会社勤めを終え、同時にエンジニア・経営者として社会的にも若干の貢献を果たしたという自負があります。そして余命をもって何をすべきか。熟慮し、家族や親戚の賛意を得て、今までの分野と全く異なる「福祉」という未知の世界を選択しました。心身障害者の現状と未来、乙訓2市1町の政策と現実。他府県の施設の実情。それらを学ぶ過程で、社会福祉法人設立への夢が膨らみました。しかし、一方では予想もしないハードルがあることも見えてきました。

自治体や国や関連団体との折衝と手続き。地元の人たちとの合意の形成。それらは私にとっては、すべて未知との遭遇で、ときには挫折感に襲われることもありました。しかし地域のあちらこちらで、施設の誕生を首を長くして待っていられる人たちがおられる。ここで挫けては、多くの障害をもつ人やその家族の期待に背くことになり、同時に黄昏れ近き自らの発意を「無」に帰すことにもなる。

「どうしても成し遂げよう」「誠意は通じる」と信じることで、自らを奮い立たせて参りました。それらはいわば産みの悩み・苦痛。それがあっての今日であり、さらに未来に続くものと確信しています。

2007年08月03日 01:49更新
[]